なかなか人に聞けない。排卵のしくみ 妊娠の基礎知識

2018年09月7日

なかなか人に聞けない。排卵のしくみ 妊娠の基礎知識

不妊で悩んでいる方は排卵日の基礎知識を勉強することは必須です。

今回は排卵日や月経などの基礎的なことをお話ししていきます。

妊娠するためには排卵日前後に夫婦生活(性行為)を行わないといけません。

ではどのように排卵日を特定すればいいのでしょうか?

基礎体温をチェックしよう

基礎体温を毎日チェックしますといつ排卵日が来るのかを推測することができます。

基礎体温のはかり方

基礎体温は安静時に近い状態で測ることが大切です。

起床時に寝たまま体を浮かす前に舌の下(中央にある筋の下)に挟んで測ります。(脇の下は外気の影響や汗などで温度が変わりやすいので誤差の少ない舌の下で測ります。)

  • 朝目覚めた直後
  • 横になったまま
  • 起床時間がずれても起きた時にはかる
  • 楽な気持ちで行う

トイレとかに行ってもいいがなるべく身体を動かさないうちにはかりましょう。

体温計の選び方

基礎体温を測るためには0.3~0.5度の微妙な差を把握しなければいけませんので、小数点以下2位まで計測できる婦人体温計を使いましょう。(1000円~3000円ほどで購入できます。)

女性の体は男性とは違い、ホルモンの関係で体温が上下し、低温期と高温期の2層に分かれております。

低温期→月経がはじまり排卵が行われる時期

高温期→排卵後、黄体ホルモンが分泌される時期(妊娠に備える時期)

排卵後、妊娠していませんと14日ほどで月経がはじまります。

低温期の終わりころに体温が下がることがあります。その時期から5日間が一番妊娠しやすい時期になりますが、排卵日は人それぞれ少しずれることも多くあります。高温期に入った時に排卵される人もおりますし、体温が一瞬下がった時に排卵する方もおります。なので体温が下がった時から夫婦生活を頑張ってもいいと思います。

基礎体温以外でも排卵日を知ることができます。

  • 下り物でも排卵日がわかります。(子宮頚管粘液)卵子が成熟してきますと子宮頚管で分泌される粘液が多くなる為、よって下り物が多い時期は妊娠しやすい時期になります。
  • 排卵検査薬等

なぜ、生理が乱れたり、生理痛がひどかったり、基礎体温が乱れたりするのか?

なぜ生理や基礎体温が乱れたり、生理痛がひどくなったりするのでしょうか?

もしかしてあなたの体はまだ妊娠してもいい状態になっていないのではないでしょうか。

 

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