ランナーに多い外傷 4㌔地点
2016年04月20日
こんにちは☆マラソンでタイム出したいのに筋トレで体重が増えてしまうDくんです。
GWも間近になってきましたね。皆さんどうおすごしですか?
GWが終わったらいよいよ清流マラソンがあり、やる気がみなぎってきました。
今回は、ランナーに多い外傷4回目で、シンスプリントについて説明します。
シンスプリントとは?
マラソンとか走る競技に多く、すねの内側に痛みがでるのがシンスプリントで脛骨疲労性骨膜炎と呼ばれます。
初心者病とかありますが、どうしても仕事や生活の合間に走る人が多いため、大会前だからとかで、いつもよりペースや距離をあげてしまい何年もやっている方でも発症します。基本オーバーユースなんでランナーにとって身近な外傷です。
症状は?
シンスプリントの症状は、すねの内外側が痛い、すねの骨が痛い気がする、ふくらはぎが痛い、マラソン中にスネが痛い、跳ぶとスネが痛い、症状悪化の場合は、歩行痛や安静にしてても痛いです。もっと悪化すると下腿骨の疲労骨折になることも!
治療法は?
シンスプリントの原因が、走ったり跳んだりとマラソンでも良く使う筋肉が下腿骨の骨膜にくっついているので、それらが反復で引っ張られる事に疲労が蓄積し炎症してしまいます。
まず運動後に痛みがでたら優先的に安静にしてアイシング(患部を冷やす)します。氷袋などで冷やしてください。湿布はほぼ冷却効果はないですからね。アイシングは、筋肉が微小断裂した時にでる内出血や炎症を抑える効果があります。安静が鉄則ですので少し安定してきたら、筋肉を緩めるためにのちに患部は温めていきます。軽いマッサージや干渉波や超音波など電療も深部の硬くなった筋肉の血流をよくしてくれます。補助的にテーピングなどをすると動きを制限したり、筋肉の作用の補助的役目の使い方もあるので効果的です。シンスプリントになったら確実に安静にしましょう。シンスプリントは使いすぎでなります。目に見える怪我でないために安易に考えがちで、いつもどうり動き全然なおらないって方がよくみえます。長期離脱しないためにも安静を心がけて、しっかり治療していきましょう。