AKA療法

2019年02月5日

  さっき、接骨院の前を通ったとき、治療の種類で「AKA」というのを見つけたんですけど、
 「アカ」いうと言うことは、カラーセラピーかなんかですか?
 それは、「アカ」じゃ無くて、「AKA(エ-ケ-エ-)」と読むんだ。
 「AKA」というのは略称みたいなもので、正式には(ArthroKinematic Approach)のこと和訳すると、関節運動学アプローチの意味になんだよ。
 わかりました、「AKA(エ-ケ-エ-)」ですね。
 でも関節運動学アプローチってどんな治療法になるんですか?
  じゃぁ少し解説しようか、「AKA」は1979年に博田節夫医学博士が研究・開発されたものなんだけど、
名前の通り、「関節運動学に基づき、肘・膝・股関節などの関節の遊び、関節面の滑り、回転、回旋などの関節包と呼ばれる骨のジョイント部分の内側が異常を起こすと、痺れ・痛みなどの関節機能障害を生じさせるんだ。
そのため関節包内の異常を正してあげれば関節機能障害は回避できる。」
という考えから成り立っている治療法なんだ。
 治療法は、各関節を手技療法によって、動かし(動かすと行っても1~2mm程度ですが)、関節包内運動を正常化し関節機能障害に起因する痛みを取り除く方法になる。 
 治療個所はは腰部と骨盤の間の関節(仙腸関節)、
肋骨と背骨の関節、
背骨同士の関節、
手や足の関節等の位置の調整を行っているんだ。
 関節を動かすんですか!
 結構痛そうな治療ですね。
 それは大丈夫だよ。
関節を動かすと言っても関節を数ミリ程度動かす治療法だけだから、痛みなどはほとんど無いと思うよ。
それに、この治療方法は元々リハビリテーションの中から生まれた治療法の一つで、関節機能障害いよる痛みや痺れには非常に効果的な治療法で、
今までのリハビリテーションのように大きな回転運動の中より稼動域を広げるのではなく、
極わずかな関節のズレを調節することによって、素早く障害を取り除くことが可能になって、リハビリ効果が高いんだ。
 痛みを素早くとることが出来るから、関節痛なんかで悩んでいる人は受けてみるといいと思うよ。

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