もしかしてあなたの腰痛、腰椎分離症!?
2016年06月29日
そもそも腰椎分離すべり症ってなに?
腰椎分離すべり症というのは、激しくスポーツをやっている成長期のおこさんや、
腰に負荷のかかる姿勢を長年続けてきた人によく見られる症状です。
左の図のように椎体(ついたい)と椎弓(ついきゅう)が離れてしまった状態を腰椎分離症といいます。
腰椎分離症は10代に多くで起こりますが、徐々にすべり症に進行していくことがあります。
まずは病院などでレントゲンを撮りでハッキリとした診断をしてもらってください。
いろいろな治療法がありますが、
いつもは強い痛みがあまり出ることがないので、
日常生活が痛みで困ることはあまりありません。
症状は?
一番多い症状は腰痛です。
中高大学生の激しくするスポーツ活動で腰痛がある場合は、腰椎分離症を疑ってみることが必要です。
成人の場合、同じ姿勢を長時間続けたり、長い時間の立ち仕事や重労働のあと痛みが強くなることが多いです。
鈍く重い痛みがあり、体を後ろに反らせることにより痛みが強くなります。
また、成人では足の痛みやしびれが出てくることもあります。
対策
① 温める。(冷やさない)
お風呂に入ったり、カイロをはったりと腰を温めたほうがいいです。
温めて血流を良くした方が改善します。
背中を反らしすぎますと、滑りつつある腰椎が
さらに前に滑る力が働くのですべりがひどくなる場合があります。
猫背にならない程度に背中を伸ばします。
③ 足にしびれや痛みのある時は運動を控えましょう
痛みや、しびれが取れてきましたら、
まずは水中ウオーキング、水の中でしたら浮力の関係で腰に負担が少なくなってきます。
慣れてきましたら屋外でのウォーキングもいいと思います。
http://honepro.com/seitai/