むち打ちってよく聞くけどムチウチってなに?
2015年10月19日
交通事故にあうとよく「首が痛くてむち打ちになった」と聞くけど
ムチウチとはいったい何なのでしょうか?
今回はむち打ちについていろいろ解説をしていきたいと思います。
むち打ちにはどんなタイプがある?
車に乗っていて、後ろからの追突事故、出合頭の衝突事故、自転車に乗っていて車とぶつかったなど
日常生活では考えられないような力が首などにかかって、
首の痛み、頭痛、肩こりのような、時には腕へのしびれなどがきます。
ムチウチでもいろいろなタイプがあります。
ではどんなタイプがあるのでしょうか?
① 頸椎捻挫型タイプ
いわゆる首の捻挫です。
首、肩、背中が痛い、重い、張り、コリといった症状です。
人によっては手にしびれがあったり力が入らなかったりすることもあります。
② 神経根症型タイプ
神経が圧迫されて発症します。
神経を圧迫することで手のしびれや麻痺が現れます。
なかには知覚障害が出てくる人もいます。
③脊髄損傷タイプ
文字の通り、脊髄を損傷していますので、ひどい場合ですと歩行困難になります。
交通事故の7,8割の方は頸椎捻挫型の方が多く、接骨院に来院される方のほとんどが、
この頸椎捻挫タイプの方がほとんどです。
ではどうして「むち打ち」に?
事故にあったときに、まさに文字の通り、強い刺激が首にかかり
頭と首がムチのようにしなって痛めてしまいます。
日常では考えられない負担がかかるのと
追突のように、不意に(無防備な状態で)受けると
とてもつらいむち打ちになる事が多いです。
では、むち打ちの症状って?
交通事故にあった直後は症状がでない場合が多いです。
次の日、または2,3日たってから症状が出る方が多いのです。
首の痛み、動かしての痛み、頭痛、はきけ、めまい、首背中の張り、コリなどです。
使用上が出ていなくても一度、医療機関を受診されるといいと思います。