ランナーに多い怪我  3㌔地点

2016年04月4日

こんにちは☆スタッフのDくんです。

気温も上がり、桜も満開になりマラソンの気持ちいい時期になりましたね。

僕もマラソン中にランナーがチラホラすれ違うようになり、俄然やる気がでてきました。

今日はランナーに多い怪我で、アキレス腱炎、アキレス周囲炎について紹介します。

アキレス腱炎・周囲炎とは?

アキレス腱炎や周囲炎は、オーバーユースが原因であることが多く、ランナーにとって身近な外傷の1つです。

特に大会前とかになると、気合入りすぎて走りすぎたりしてないですか?

運動量やランニングフォーム、加齢による筋腱の変性も原因で若年者から中高年のランナーにもよく発症してます。

繰り返し負担をかけることにより、アキレス腱に微細な断裂や瘢痕がおき炎症が起きたのがアキレス腱炎になり、

炎症が起きた部分が腱ではなく、アキレス腱を包む膜に起きるとアキレス腱周囲炎になります。

負傷部位が近いこともあり、同時に炎症が起きてることが多く厳密に区別することは難しいです。

 

ランナー

 

症状は?

アキレス腱の付着部(踵)から指2~3本くらいの部分のアキレス腱が腫れ、圧痛があります。走り始めからランニングした後や

起床時からの歩き始めに痛みがあり、ひどいと安静時痛もあります。足首を上下することで痛みがでます。 

 アキレス腱周囲炎では足関節を動かたびにアキレス腱に変な音が聞こえることがあったりします。

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治し方は?

 保存治療が原則で、痛みが強い時には運動をやめて安静にします。湿布や消炎鎮痛薬も痛みも和らぎ有効です。

電療や超音波治療なども治療効果を早めてくれますので有効です。
 ランニングシューズも、少し重くなりますがヒールのあるクッション性のいい靴や踵の厚い中敷を履いてかかとを上げると、アキレス腱の負担が緩和され痛みが改善します。また、扁平足やハイアーチなどがある場合には、足底挿板、中敷を変えるとアキレス腱への負荷が軽くなります。
 
 痛みが軽減したら少しずつスポーツを始め、運動前のストレッチングや運動後のアイシングをするようにします。

足に負担のかかりにくいプールで体力維持して、痛みが改善してきたら軽いジョギングから始めるのもいいと思います。

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